自責感とは、「なにか問題が起きた時、まず自分が悪いのではないか」と感じてしまう感覚のことです。
人に嫌われた時、相手が不機嫌な時、恋愛がうまくいかない時、職場で報われない気持ちになった時、その原因を、自分の中に探してしまう。
もちろん、自分を振り返ること自体は悪いことではありません。
しかし、自責感が強い人は、本来は相手側や環境側にも原因がある場面でも、「自分が悪い」「自分が我慢すればいい」と抱え込みやすくなります。
その背景には、機能不全家族、過剰適応、人の顔色を見ながら育った経験、安心できなかった人間関係などがあることがあります。
私自身、ひどく自分を責めることがありました。
では、自責感から抜け出すには? 自己肯定感を高めたらいいのでしょうか?
自己肯定感を高めると、かえって苦しくなります。
なぜなら自己否定感が強くなるから。
自己肯定感と自己否定感は、コインの裏表の関係です。
なので、自己肯定感を高めると、自己否定感も強くなります。そして自分を責めてしまうことにつながりかねません。
ですから自己肯定感は、無理して高くする必要はないのです。
では、自己否定感もふくめて、このカテゴリーでは、「なぜ人は、自分を責めるようになったのか」を、恋愛、人間関係、親子関係、生きづらさなど、人生全体の流れから読み解いていきます。
