心理セラピーのご案内

ここは、セラピーのご案内ページです。

その前に、
少しだけ、お伝えしたいことがあります。

もしかすると、あなたには、
こんな苦しさがあるのかもしれません。

これまで、
自分なりに考えてきた。
本も読んできた。
悩みの原因も、ある程度わかっているつもりだ。

それなのに――
なぜか、「同じこと」でなんども悩んでしまう。

よく似た場面に出会うと、
頭では「大丈夫」とわかっていても、
こころが不安感でいっぱいになる。

いつも、同じところで躓いてしまう。

「自分を変えたい」
「悩みから抜け出したい」
だから、ずっと頑張ってきた。
でも結局は、苦しい状態に戻ってしまう。

「人生が味気なく感じられる」
「生きていても報われないように思える」
「自分自身が希薄な存在のように感じられる」
そんな感覚に包まれることがある。

それでも前向きに考えようとしてきた。
楽しいこともしてきた。
行動も続けてきた。

けれど、ふとした瞬間に、
切なさや、むなしさが、
胸のあたりから込み上げてくる。

「どうせ私は幸せになれない」
そんな思いが、浮かんでくることさえある。

くりかえされる思い悩み。
「結局は、何も変わらない」と感じてしまう。

もし、こうした感覚に心当たりがあるとしたら――

どうすればいいのでしょうか。

悩みを解消できない理由を今からお伝えします。

そして、「どうすればいいのか」について見ていきます。


なぜ、悩みは消えないの?

なぜ、悩みはなかなか消えないのでしょうか。

それは、悩みにははっきりしたカタチがないからです。
カタチがないものは、つかみにくいし、扱いづらい。
その結果、人はつい
「で、どうすればいいんだ?」
と途方に暮れてしまいます。

そこで人は、悩みを言葉でカタチにしようとしてきました。
見えないものを、見えるようにするためです。

たとえば、こんな言い方です。

  • 「それって、愛着の問題じゃない?」

  • 「自己肯定感が低いから悩むんだよ」

  • 「潜在意識の影響ですね」

  • 「これは共依存が原因です」

  • 「インナーチャイルドが邪魔しているんです」

  • 「思い込みがブロックしてるのです」etc

こうして悩みは、名前を与えられ、分類され、カタチを持たされてきました。
すると、悩みは一気に扱いやすくなります。

「あ、そうか。私は自己肯定感が低いんだ」
「だから、悩むんだな」

――こんなふうに、納得できた気がするのです。

けれど、納得できても、悩みは消えないものです。

今度は、その「カタチ」にとらわれてしまうからです。

悩みは消えるどころか、かえって深まるのです。


どうして悩みは深まるの?

ずっと悩んできた。
その原因を分析してきた。

すると「愛着の問題」「自己肯定感の低さ」という言葉に行き着いた。
おかげで、悩みのワケがわかった。すっきりした。
……そんな方もおられるでしょう。

けれど、ここでさらに悩みが深まる場合があります。

なぜなら
悩みに自己同一化するからです。
つまり悩みにとらわれるのです。


悩みにとらわれてしまう構造とは?

悩みに自己同一化するとは、「悩み」に「自分」を重ねることです。

「私は自己肯定感が低い」
「私には自己肯定感の低さという問題がある」といった感じで、悩みに自分を重ねる。
これが悩みの自己同一化です。

さらに、「悩み」と「自分」が同一化すると、こんなふうに物語が作られます。

「私は自己肯定感が低い」
「だから、恋愛に自信がない」
「それだから、親密な関係になると不安になる」
「なので、私は幸せになりにくい」

こうした具合に「自己肯定感が低い私」という物語が作られて、その物語に私たちは苦しめられるのです。

それとか、こんなふうに物語を作って苦しむことがあります。

「また、同じ失敗をしてしまった」
「私っていつもそうだよな」
「自己肯定感が低いからそうなるんだよな」
「それって子どもの時からだ」
「昔から、私は自信がなかった」
「他の子は立派だった」
「おまけに私は損ばかりしていた!」
「どうせ私って幸せになれないのよ」

・・・といった具合に、芋づる式に嫌な出来事を並べることで「自己肯定感が低い私の物語」ができてしまう。

「自己肯定感が低い私」という物語は、まるで逃げ場のない出口の見えない道のように感じられる。

物語には起承転結があるので、とても力がある。それだから、私たちは自分の物語にとらわれやすい。

自分のつらい物語にとらわれはじめると、悩みは消えるどころか、深まってしまう――。

あれ? おかしいですよね?
悩みを解決しようとすればするほど、悩みにとらわれるのは、おかしいですよね。

では、今までみてきたことを、まとめるとこうなります。

悩みが言葉によってカタチにされ、カタチになった悩みにとらわれて、悩み事が物語化されて、よけいに思い悩んでしまう。

悩みが消えないのは、こんな構造があるからなのです。

つまり、あなたの努力不足や性格のせいではないのです。


では、どうすればいいんだろう

悩みを解決する方法の多くは、次のような考え方で組み立てられています。

「悩みの原因を分析する。そして、原因をなおせば悩みは解決する」

その上で、こんなアドバイスがよくなされます。

・自己肯定感を上げましょう。
・自分を受け入れましょう。
・執着はいけませんよ。
・ポジティブに考えましょう。
・考えすぎはダメです。
・決断と行動が大事です。
・嫌なことはスルーしましょう。

こうした言葉が助けになる人もいます。

けれど、これらの言葉に長いあいだ触れ続けてきた方ほど、

「できない自分」
「変われない自分」
を、何度も確認することになり、かえって苦しくなってしまうことがあります。


「考え方を変えなければ」
「決めなければ」
「自己肯定感を上げなければ」
「ポジティブにならなければ」
「受け入れなければ」
「自信を持たなければ」
「きちんとしなければ」

こうした“正しさの圧”を、知らず知らずのうちに受け続けてきたとしたら。

あなたが苦しかったのは、問題が解決できなかったからではなく、

「がんばり続けるしかなかった」からかもしれません。


「何もしなくていい状態」
「決めなくていい状態」

それが、
あなたには必要だったとしたら――
どうでしょう。


私がお届けしているセラピーは、“良くなる方向”に導こうとしません。

気づきを促したり、
前向きな解釈を提案したり、
変化を目標にしたりはしません。

むしろ、
これまで当たり前のように投げかけられてきた

・どうすれば悩みは解消できるか?
・次はどうするのか?
・何を決めるのか?

そうした問いを、いったん降ろすところから始めます。

「なんとかしなければ!」と焦って動き出す前に、「あなたが何も求められない時間」が必要だからです。


私が実践しているセラピーで大切にしているのは、「答え」ではありません。

考え方を変えること。
気持ちを前向きにすること。
つらい「出来事」に新しい意味を与えること。
悩みを原因を解消すること。

・・・そうしたことをする代わりに、

セラピーでは、悩みがいつ、どんなふうに立ち上がってきたのか。
その瞬間を、一緒に見ていきます。

そうすることで、
これまで「悩み」と「あなた」が一体化していたところに、距離が生まれることがあります。

その結果として、

**悩みが「悩みとして機能しなくなる」**

そんな変化が起こることがあります。

悩みは、以前感じられてきたことと異なってくるのです。

セラピーでは、無理に何かを変えなくても大丈夫です。
答えを出さなくてもかまいません。

このセラピーは、意味づけを急がない場です。

これ以上、
何かを生み出さなくていい状態。
何かを証明しなくていい状態。

そんな身体や感覚が、「悩み・問題にとらわれなくてもいい」と、確認できる時間を大切にしています。


このセラピーは、相談者の話を傾聴する「対話カウンセリング」とは違います。

セラピストとしての私は、相談者の問題点を指摘したり、アドバイスをする「偉い先生」ではありません。

セラピーでは、
気づきを出さなくてもいい。
答えを見つけなくてもいい。
前向きな言葉を探さなくてもいい。

「過去のつらい記憶」に向き合わなくてもいい。

ただ、「しんどさ」「苦しさ」を、私と一緒に置いてみるのです。


たとえば恋愛不安というものがあります。

相手からの連絡がなかなか返ってこない。

そうすると、不安感で胸がしめつけられる感じがする。

居ても立ってもいられなくなる。
頭の中は、不安で心配でいっぱいになる。

このセラピーでは、その反応に、理由をつけたり、直そうとしたりはしません。

セラピーでは、そうした出来事と身体の反応を、急がずに一緒に確かめていきます。
意味や結論は、そのまま脇に置いたままで。


セラピーは、「変わる」ための場所ではありません。

むしろ、変わろうとし続けてきた人が、一度立ち止まるための場所です。

「自己肯定感を上げましょう」
「それは愛着の問題ですね」

・・・そんな言葉をいわれて、
「だからどうすればいいの?」
「それができないから悩んでるんだよ」と、言葉を失ったこともあるでしょう。

このセラピーでは、変わることを求めません。

何かを克服することを目指しません。

その代わりに、
自分自身の身体・感覚に帰っていく。

それが、ここで行っているセラピーなのです。


もし、ここまで読んで、

「あ、だから私はずっと苦しかったのかもしれない」

「そんな関わり方があるなら、自分のことを話してみたい」

そんな感覚が、ほんのわずかでもよぎったなら、それだけで十分です。

無理に決めなくてかまいません。
タイミングも、今でなくていい。

このページは、そのために置いてあります。


こんな悩みがある方へ

・いつも同じところで躓いてしまう
・漠然とした不安感がある
・恋愛のたびに「見捨てられるかも」と不安になる
・くり返し、自分をひどく責めてしまう
・「私が悪い」という考えが強い
・自分という存在が希薄に感じられる
・むなしさや、報われなさにさいなまれる

これらの悩みは、何から手をつければいいのか分かりにくいですよね。

解決しようとするほど、なぜか余計に苦しくなってしまうことさえあります。

どうしてでしょう?

それは先ほどお伝えした通りです。

悩みや問題がすでに「意味」や「物語」や「出来事」として、人生の中に組み込まれているからです。

私のセラピーでは、
その「意味」「物語」「出来事」を、無理に書き換えたり、ポジティブに解釈し直したりはしません。

多くの場合、「悩み」や「問題」に対して解決を急ぎますよね。
さらには解決のために原因分析がなされます。

けれど、
私のもとに来られる方の多くは、すでに十分に考え、自分なりに分析してきた方です。

それでも、
苦しさは消えなかった。

それは、努力不足でも、理解不足でもありません。

「なぜ、さみしさがこみあげてくるのか」
「なぜ、むなしさに戻ってしまうのか」

このセラピーでは、そうした「くりかえしてしまう感じ」を安全にゆっくりと、一緒に見つめていきます。

このセラピーが合わないかもしれない方

・自分の悩みを、誰かに解決してもらいたい方
・答えやアドバイスを求めている方

これらのことを求めておられる方は、このセラピーは合わないかもしれません。

ちなみに、このセラピーは「どうすれば自分を変えることができるか」を教える場所ではありません。

「こんな自分を変えたい」
「でも、変われない」
そんな葛藤を深めてこられた方こそ、「自分を変える」ところから降りるのはなによりも大切だからです。

初回セッションについて

初回の時間は、何かを決めたり、結論を出したりするためのものではありません。

あなたが、
これまでどんなふうに考え、
どんなことに行き詰まり、
今、どんな感じを抱えてここに来たのか。

それを、できる範囲の言葉で話してもらう時間です。

話したくないことを、無理に話す必要はありません。

途中で言葉が出てこなくなっても構いません。

うまく話す必要はありません。

私の役割は、話を整理したり、評価したり、正しい方向に導くことではありません。

「いま、ここで起きている感じ」を一緒に確かめていくことです。

初回の終わりに、続けるかどうかは、あなた自身で決めていただけます。


よくある質問

Q|話がまとまっていなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。
むしろ、多くの方が「何が苦しいのか、うまく言えない」状態で来られます。

きちんと説明する必要はありませんよ。


Q|何か「アドバイス」や「答え」はもらえますか?

基本的に「こうすべき」というアドバイスをお伝えすることはしていません。

「答え」を知って楽になる方もおられますが、ここに来られる方の多くは、
「答え」を知っても満たされなかった方だからです。


Q|解決しますか?

解決を約束することはできません。

ただ、
「アドバイスされることで、しばらくは落ち着く。
けれど、また同じ場面になると不安が戻ってくる」
・・・そのような同じところに戻ってくる感じから距離を置けることは起こりえます。


Q|どれくらいの頻度で通えばいいですか?

決まりはありませんが、月に1回の方もいれば、間をあけて単発で来られる方もいます。

その都度、ご自身の状態に合わせて選んでください。


Q|重い話をしないといけませんか?

いいえ。
話したくないことを、無理に話す必要はありませんよ。

「話さない」という選択も尊重されます。

セラピストについて

心理セラピスト
わたなべ いさお

これまで4,500人以上の相談を担当。
恋愛不安、自己否定感、家族関係など生きづらさに関する相談を多く扱ってきました。

現在はオンライン(LINE通話・Zoom)でセラピーを行っています。

※詳細プロフィール・資格等は、ページ下部に記載しています。

コロナ禍以前は、
オンラインではなく、
同じ空間で、
こんなふうに対面で行っていました。

セラピーの様子1

セラピー概要

・所要時間:60分
・料金:12,000円(税込)
・延長料金なし
・オンライン実施
(LINE通話・Zoom)

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どうか安心して、お申込みください。
あなたのタイミングで、いつでもお待ちしています。

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セラピスト プロフィール

わたなべいさお(心理セラピスト)

アルコール依存症と暴力が存在していた家族を生き抜いた両親によって育てられる。

心理的虐待と親同士の暴力、母親の過干渉に苦しむ。機能不全家族を生き抜いた代償として自己否定感・空虚感・見捨てられ不安に思い悩む。

ついには心身症と抑うつを10年間も抱えることになり、症状の悪化によって会社を退職してしまう。回復後も父親の債務にかかわり長期間、苦しめられる。その後、ふたり親の介護のために心労をかさねる。

「読み書き・算数ができない父のために小学1年生の時から漢字や足し算引き算を教える役割を担わされる」「父がまったくやらない祖母の入院・葬儀・死後の整理を肩代わりさせられる」などなど、他人に打ち明けにくい苦労を味わう。

大学卒業後、大阪電気通信大学高等学校社会科講師に着任。その後、民間企業の営業職に転職。

会社退職後、2005年より自己否定感情・家族問題・アダルトチルドレン・共依存・見捨てられ不安をかかえる方への心理セラピーを開始。現在に至る。

相談者からは「自分に自信をもつことができました」「セラピーが終ってから、景色が違って見えました」「自分を好きになれました。恋愛に依存しなくてもいいようになりました」など、望んでいた自分に変われたとの声が多い。

「ヒプノ・セラピー」「ナラティヴ・セラピー」「エリクソン催眠」など複数のセラピー技法を活用するが、型にはまった既存の理論やセラピー技法を押し付けるのではなく、相談者の生きづらさに寄り添うセッションを実践している。

セッションには全国はもとよりベルギーやアメリカからわざわざ日本にお越しになられる方もおられる。海外ではイギリス、スペイン、オーストラリアなど海外在住日本人からの相談も多い。

*米国催眠士協会認定 ヒプノセラピスト(NGH)

*マイケル・ヤプコ博士から実践的な対話アプローチについて研修を受ける。

*スティーブ・ビナイ・ガンサー博士からファミリーコンステレーション講座にて直接、家族療法メソッドの指導を受ける。

一般社団法人全日本ヒプノセラピスト協会認定
マスターヒプノセラピスト

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