「片思いをあきらめられないのは、なぜなの?」

「片思い・・・まだ脈がありそうな感じだと、あきらめることは難しい。

でも、その「脈あり」が消え失せそうな希望のように思える。

だから「やっぱりダメかも」と落ち込んでしまう。

けれど、やっぱりあきらめ切れない。だって好きだから。

自分はこれほどまでに好きなのに、振り向いてくれない。

もうとっくに好意は相手に気づかれているだろう。

ならば今日のあの人の態度からして、やっぱり無理なんだろうか。

でも、あの人のことを考えると胸がときめく。この感じはたまらなく好き。

自分の好きな気持ちがこんなにもあることに気づけただけでも幸せだと感じる。

この好きな気持ちをどうすればいいんだろう。

持って行き場のないこの好きな気持ちを、相手にぶつけて引かれるのも怖いしな。

だから、あの人と結ばれたい。絶対に私はあの人を幸せにできるはずだ。

でも、もう無理なのかな。私なんてあの人からすれば、なんでもない人なのかな。

あの人は私のことを、どう思っているのかな?

好きなのかな。たんなる知り合いなのかな。

あの人のこと、たまらなく好き。全身でビビビと痺れるくらいタイプの人。だから他の人のことは考えられない。

他の人から言い寄られているけど、ちっとも心が動かない。

好きになれるのは、あの人だけなんだ。

こうして考えると、私って追いかけたいのかな。

好きになってくれた人と付き合えばいいんだけど、それじゃ興味がわかないんだよね。

どうしてなんだろう?

私は好きな人に振り向いてもらいたんだろうね。

振り向いてくれると私はようやく人から愛されていると感じるんだ。

向こうから好きになられて言い寄られても興味ないのは、そのせいだ。

だって私を好きになってくれた人と結ばれても、それって当たり前すぎるよ。

だから私に興味ない人を振り向かせることで、愛されていると感じられる。

でも、いつまでも片思いなのは最近、疲れた。

もうしんどいし限界かなって思う。

でも、あの人の笑顔を見ると私のこと好きなのかなって感じてしまって、やっぱりこの人しかいないと思うんだ。

だから今日もこの人を好きでいようと誓ったんだ。

でもこれって脈あり? 脈なし? ってずっと考えて不安になって心配になって。

やっぱりあきらめた方がいいのかなと思う。

でも、あきらめられない。だって好きだから。

この好きな気持ちどうすればいいの?

もう私のこの気持ち絶対に気づかれている。

でも、あの人は私を誘ってもくれない。

なのにあの笑顔はなんなの? どういう意味なの?

もう、私をそんなに振り回さないでほしい。

だから私は決心したの。もうあの人のことを忘れようと。

忘れる。こんどこそ忘れる。

でも、それでいいのかな? 忘れてもいいのかな? もしかして脈ありかもしれないから。

ひょっとして、あの人は私を試しているのかもしれない。だったら私からあきらめてはいけないよね。

そうだ。私はやっぱり好きなんだもん。忘れることはできないよ。

好きなんだから、好きでいよう。絶対に。

でも、ずっと片思いなのは正直もうしんどいよ。

だから、あきらめよう。他の人を探そう。

でも、あんな私にぴったりなタイプの人はいないはずよね。

だから探しても、あの人と同じ人はいないはず。

やっぱり私はあの人を忘れない。きっとチャンスがあるはずだ。

だって私のことが嫌いだったら、あんなふうに声をかけてこないはずだよね。

そしてやっぱりあの笑顔は最高に癒される。

あの笑顔は私へのギフト。だから私だけのもの。

あんな笑顔の人は探してもいないはずだ。

だから私はあの人を追いかける。

でも、やっぱり無理かも。どうせ私なんて友達止まりだと思う。

私の勘違いならば時間の無駄よね。

だからこの片思いはもう終わりにしよう。

でも、あんな人はいないだろう。

やっぱりまだ好きだもん。

でも私のこの気持ちは叶うのかな。

好きな気持ちがあっても相手にされないと意味がない。

待っている時間は苦しい。

あの人の気持ちが知りたい。でも、わからない。

私はどうすればいいのだろう。

好きでいてもいいの? それって時間の無駄に終わるのかな?

そんなのいやだ。時間を無駄にしたくない。

ずっと待っているのは苦しい。

だから忘れたい。でも可能性があるかもしれない。

好きなのを忘れられない。でも待ちたくない。

でも後悔はしたくない。でも片思いはつらい。

好きなのを忘れたい。でも忘れたら、さみしい。

ひっとして上手くいくかもしれないし、あの人は私のことを好きなのかもしれない。そう考えると胸がきゅんとなる。この感じが好き。でもこのままでいいのかな。

忘れてもいいのかな。忘れたらさみしくなるかも。

可能性があるならもう少し頑張ってみよう。

でも、いつまで片思いは続くのかしら。

やっぱりあきらめるべき?

どこであきらめるべき?

あきらめていいの?

あきらめたら、後悔しないかな?

でもまだ好きな気持ちがあるので、あきらめると裏切る感じがする。

あきらめると、次の恋がやってくるのかな?

来ないなら、この人を好きでいよう。

でも待つことはできるのか?

どうすればいいんだろう?」

・・・このように恋愛というのは結論が出ないものなのです。

「片思いをあきらめられない」のは結論が出ないから。

たとえ結論を出しても、「でも、どうかな?」と新たな問いが出てきて終わりがないのです。

「あきらめる」という結論は新たな「問い」を連れてきます。

「あきらめても、いいのかな?」
「後悔しないかな?」
「まだいけるんじゃないかな?」

といった具合に結論は新たな問いを生み出し、延々と頭の中で考えてしまう。

この終わりのない思考である「反芻思考」(はんすうしこう)が苦しみの原因なのです。

あまつさえ片思いは、相手の気持ちが見えないので反芻思考が続くことになります。

だから苦しいのかもしれません。

「結論は出ない。
たとえ結論を出しても新たな問いが生まれて終わりがない」

このことに気づかれることで、気持ちが楽になるかもしれません。

反芻思考は頭を疲れさせます。

考える続けることで疲れてしまい、疲れ果てたところで考えるのを止めてしまう。

そして考えるのを止めたところで「結論」を出してしまうのです。

そうやって出された「結論」は、とても単純化されたものです。

単純化された結論とは、たとえば「あきらめよう」「忘れよう」といったものです。

こうした単純化された結論は、あなたを満足させますか?

むしろモヤモヤさせるはずです。

だから「あきらめようと思ったけど、やっぱり無理だ」となってしまい再び思考の出発点に戻ってしまうのです。

反芻思考が始まるのです。

苦しみも継続します。

ならば思考から離れてみるのです。

片思いで苦しんでいるなら、考えるのをやめてみることをおすすめします。

米国催眠士協会認定ヒプノセラピスト

わたなべいさお

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